キャッシュフローの改善その1:生命保険、車両保険
マネーマシンを育てるための種銭を作るため、支出の大きな固定費を見直します。まずは支出全体を俯瞰し、改善効果の大きな支出から確認し、支出の内容を分析していきます。
2019年支出の見直し
以前からマネーフォワードMEを使っており、データとしては確認できる状態になっているため、昨年(2019年)の支出をざっくり確認していきます。
住居費についてはネットバンキングにしていない口座から引き落とししていること、毎月定額で削減できないため管理外としています。現金・カードが多くなっているように見えるのは、口座の引き落とし金額が不足した際に、口座間で資金の移動が支出としてカウントされているためです。身の丈にあった生活ができていないことの表れでもあります。現金・カードの見せかけ支出を削減するためにも、他の支出を見直さないといけません。
現金・カードに次いで支出が多いのは、以下の3つ。
- 食費
- 保険
- 自動車
食費
食費は削減を強制すると家族に我慢を強いることになるため、注意が必要です。また、出社時の昼食等の飲食代も含まれています。飲食代については私個人の努力で削減できる可能性は高そうです。例えば、コンビニでペットボトル飲料を極力買わないということは簡単に実施できそうです。現状は働き方が変わりテレワークしている時は家で食べており、出社した際も外食することがなくなっているため、昼食代については極端に減っていると思われます。4月以降は家族での外食もほとんどしていない状況であり、今年の傾向を見て改善が必要か検討をします。
保険
生命保険と医療保険と学資保険について確認します。改めて保険証書を確認したところ、掛け捨ての保険+積立保険を契約していると思っていましたが、掛け捨ての保険は入っていないことが判明しました。子供の学資保険を契約した際に、それまで入っていた会社の保険から言われるがまま保険契約を変更したことが原因です。やはり無知からは搾取されてしまっています。また、保険料の支払いがきつく貯蓄を切り崩して支払いをしていたこともあり、なんのために保険に入っているのかわからない状況になっていました。自分の身に不幸が起きる確率よりも家族と生きていける確率の方が高いのにも関わらず、不幸が起きることに賭けていたことになります。金額的には年間90万円程度も払っていました。
リベ大での学びから掛け捨ての生命保険以外は不要とわかったため、現在契約している保険は全て解約することにします。7年間支払い続けましたが、学資保険・医療保険・生命保険については一旦0にします。掛け捨ての保険については会社の保険を契約して最低限の支払いに抑えます。その際は、給与天引きの支払いとなるため、家計簿では管理しないことにします。
積立保険の払戻金については資産運用のため、全て証券口座へ入金します。
自動車
自動車についても金額が大きいので見直します。田舎に住んでいるため、移動手段としての車は必要です。ローンを組んでおり、来年頭には払い終えるため来年には多少改善する予定です。また、ローンの支払いを終えても買い換えず乗り続けることで支出は抑えられる想定のため、今年はこのままとします。4月以降出かける機会も激減しており、ガソリン代等の支出も減っています。
この項目に含まれていませんが、自動車保険が給与天引きされており車両保険を契約しているため、自動車保険の車両保険を削除します。
改善策
- 生命保険・学資保険を全て解約
保険解約により年間90万円の支出が削減できます。今年度はすでに払い込みが終わっている部分が多いので来年度から支出の改善効果が見られると思います。支出改善分のお金については投資資金とします。また、解約により払戻金が入金されますがそのお金は証券口座へ移し、自分自身で資産運用します。過去を悔やんでも仕方ないですが、学資保険に入るよりもそのお金を運用するのが効率的だったと反省しています。 - 自動車保険の車両保険を削除
自動車保険については必要最低限として、車両保険が付帯しているのは削除の申請をします。会社の自動車保険に入っており月払いにはなっているのですが、年間契約になっているため、契約期間中の天引き額変更ができないらしく計画期間の残りの支払い金額との差額が返金となりました。
まとめ
食費と保険の見直しによる支出改善の効果は年間100万円程度となりました。年間100万円を投資できるようになるということになるので、私にとってはとても大きな金額です。月平均にすると83,333円です。来年度からはこの金額がつみたてNISA以外に83,333円が追加投資可能ということになるため、33,333円+83,333円=116,666円が来年度の月当たり投資額の目標値となります。金額を見るとできる気がしないですが、目標がないと実績との乖離も見れないので、目標値があることはいいことだと思っておきます。
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