GitHub Copilot vs Cursor — AIエージェント機能と料金会税比較

最近、開発現場でのAIコードアシスタントの活用が盛んになっています。その中でも「GitHub Copilot」と「Cursor」は二大流浜といわれる存在です。

私自身はCopilotのAgentモードを大変便利に使っていますが、Cursorの方が使用者が多いのではと思われる場面もあり、両者を比較してみました。

比較解析の観点

  • Agent(エージェント)機能の使い動作や使い助け
  • IDE統合の精度、ユーザー体験
  • 複数ファイルのまたがり支援
  • 自然言語による修正指示
  • コード補完機能
  • 利用料金の違い

Agent(エージェント)機能の実力

GitHub Copilot (Agent Mode)

  • VS Code等のIDEに統合。サイドバーのCopilot Chatや、コード選択からの自然言語指示が可能
  • Agent Modeはチャットに基づき、内部で計算を繰り返して自動実行
  • コード補完は常に自動表示され、ゴーストテキストで表示

Cursor (Cursor Agent)

  • VS Code基盤の独自エディタとして動作
  • Cmd+Kで選択したコードへの直接指示、Cmd+Lでチャットの快速呼び出し
  • 複数ファイルへの一括修正や、プロジェクト全体を理解したリファクタリング指示が強力
  • Composerモードを使うと、複数ファイルへの変更を一括実行

自然言語指示とチャット機能

  • 両者とも、選択コードをチャットに抽込んで「この部分を修正して」と指示できる
  • Cursorの方がUI操作が直感的で、プロンプトボックスによる快速操作が可
  • Cursorはチャット上でドキュメント(官方API)を@Docsで読み込んだ上で依頼できるのも強み

補完機能とモデル

  • CopilotはGPT-4.1を使用。Copilot Pro+ で Claude 3.5 や Gemini 1.5 Pro も利用可能
  • Cursorは複数LLM(例: Claude Sonnet, GPT-4)が送信済み。APIキー読み込みで自前推しも可

利用料金の比較

プランGitHub CopilotCursor
無料Free: 補完 2000回/月, Chat 50回/月Hobby: 2週間Pro体験 + 限定機能
有料プロプランPro: $10/月Pro: $20/月
プロ+上位Pro+: $39/月 (全LLM利用可)Ultra: $200/月 (利用機能無限増)
群れ/組織Business: $19/月, Enterprise: $39/月Teams: $40/月, Enterprise: 規模化契約

総合結論

機能・特徴CopilotCursor
補完機能常時表示型(ゴーストテキスト)タブスタイルの一括提案
修正指示ChatとメニューCmd+K、Composerで快速指示
エージェントChat基盤で軽度な計算に適複数ファイル修正に強み
料金会税個人向けは安価Proは高めだが使い助けの精度高

結論:

  • スピーディに開発を回したい人は GitHub Copilot
  • コードへのダイレクトな指示や複数ファイルの操作を快速にやりたい人は Cursor

最終的には、使い方や開発スタイルによって適切な選択をするのが良いでしょう。